Adobe Acrobat Reader DC で快適に PDF を読むための設定五つ

Adobe Acrobat Reader は重たいし読みづらいが、設定を工夫すればある程度は快適になる。

(設定1) ウィンドウサイズを保存する

  • メニューバー > 編集 > 環境設定 > 文書 > 文書を再び開く時に前回のビュー設定を復元
  • チェックを入れる

(設定2) ナビゲーションペイン(右ペイン)を非表示にする

  • メニューバー > 編集 > 環境設定 > 文書 > 各文書のツールウィンドウを開く
  • チェックを外す

ナビゲーションペインは邪魔なので消す。使ってるなら消さなくてもいい。

(設定3) 戻る/進むボタンを設置する

  • ツールバー上で右クリック > ページナビゲーションツールを表示
  • 「前の画面」と「後の画面」をクリックしてツールバー上に追加する

戻る/進むの有効性はブラウザで証明されている。が、これらはデフォでは配置されていない。

(設定4) スクロール速度を速める

  • メニューバー > 表示 > ページ表示
  • 「スクロールを有効にする」を選ぶ

Acrobat Reader には「一行ずつスクロール」と「n行ずつスクロール(ブラウザやエディタなど一般的なスクロール」の二種類があって、上記設定を行うと後者のスクロールが使える。

前者はスクロール速度が遅すぎて読み辛いので後者がオススメ。

(設定5) 一つの PDF ファイルを複数タブで開く

これは設定ではなく方法だが便利なのでついでに紹介。

  • メニューバー > ウィンドウ > 新規ウィンドウ をクリック
  • 今開いてる PDF ウィンドウがもう一枚表示されるので、片方のタブ部分を、他方のタブ部分に D&D する

これで一つの PDF ファイルを複数タブで開ける。あっちとこっちを読みたいって時にいちいちスクロールで行ったり来たりしなくもよくなる(タブを切り替えるだけでよい)。