メモやログや記録を見返しやすくする 4 のコツ
テキスト(過去に書いたメモ、ログ、記録など)は後で見返すこともある。しかし闇雲に見返しても目的の情報は見つからない。コツは多数あると思われるが、四点ほど紹介してみたい。
要約(日付時刻文字列とタイトル)を付ける
テキストを見返す際、最も多様するやり方が「ざっと流し読みしてみる」だろう。
その際、各テキストに要約があると要約だけ読めば済むので楽である。本に目次があるのと同じことだ。
要約とは 日付時刻 と タイトル のこと。例として本記事に対して要約を書いてみると以下になる。
- 要約例
171217(Sun) メモログ記録見返しやすくするコツ的なやつ
17/12/17 メモ ログ 記録 見返すコツ
2017/12 WIP テキスト見返す的な記事
- WIP は進行中の意.
日付時刻とはそのテキストを書き始めた時の日付や時刻。あるいはそのテキストが扱う問題の対処完了日時でもいい。とにかく「いつ頃の情報なのか」を表したもの。人間はエピソードを時系列に記憶しているので、時系列情報があると思い出しやすい。
タイトルとは内容をまとめた一言要点のこと。結論や進捗を一言で書いておくとよい。
要約を一覧表示できる手段を整える
せっかく書いた要約も、ささっと見返せねば意味がない。
本でたとえよう。本が読みやすいのは、冒頭に目次があるからだ。もし目次がない場合、読者はページをぱらぱらとめくりながら各章、各節のタイトルを拾って読まなければならない。それは面倒くさい。 目次なるものの存在があった方が圧倒的に探しやすい。
問題はテキストというデジタルデータ上でどうやって実現するかだが、こればっかりはエディタやツールの機能に頼るしかない。私の場合、普段は秀丸エディタでテキストを書いており、アウトライン機能を用いて画面左に目次を表示させている。
検索用キーワードを散りばめる
大量のテキストから目的の情報を探したい場合、単純に読んでいくのは(たとえ要約だけであっても)しんどい。普段わからないことをググるように、キーワードで検索してみることもよく使うだろう。
しかし キーワード検索は賢くない。本当に指定したとおりに一致した部分しか表示してくれない。「まあヒットするでしょ」と楽観してしまうが、やってみると案外ヒットしないものである。
ヒットさせるためには明示的に ヒットしそうなキーワードを散りばめておく のが良い。その際、重要となるのが自分のクセに従うこと。「こういうコトを検索したい時、私はこういうキーワードを使う」みたいなクセがあるはずなので、それを知り、反映させる。
たとえば私の場合、お金や収支に関する検討では「家計」という言葉を使う(家計簿の家計だ)。このコンテキストで何か探す時もまず「家計」という単語が思い浮かぶ。だから「家計」という単語を入れておきさえすれば、後から探したい時にヒットさせることができる。
Google 検索でひっかかるようにする
Google は賢い検索システムだ。 単純なキーワード検索よりもはるかに賢く、目的の情報を探し出してくれる。これを利用しない手はない。
要するにテキストをインターネットに公開し、Google でひっかかるようにするのだ。無論テキスト内容が全世界に晒されてしまうため、あまり私的なことは書けない。
私が今書いている「はてなブログ」もこの一環だ。はてなブログは SEO に強く、このブログみたいにただ書き殴ってるだけの自己満ブログでも十分ひっかかってくれる。ブログ名や作者名とセットで検索すれば、まず間違いなく引っかかる。
終わりに
書いたテキストをあとで探すコツについて四点ほど紹介した。他にも良い方法があればご教授いただきたい。