Everything で共有フォルダ内のファイルをインクリメンタルサーチできるようにする
流れとしては「スキャンしてデータをつくる」と「つくったデータを Everything で開いて利用する」の二段階に分かれる。
前提
- Windows 7
- Everything 1.4.1.935 (x86)
スキャンする
- 入手
- 公式サイト voidtools より portable zip 版を入手
- 事前準備
- Everything.exe を起動
- スキャンが走る(ローカルドライブが検索される)ので終わるまで待つ
- スキャン
- Everything > ツール > ファイルリストエディタ
- ファイルリストエディタ > 右クリックメニュー > フォルダを追加
- ファイル選択ダイアログでは共有フォルダのフルパスをコピペして OK
- スキャンが走る
スキャンを終えたら ファイルリストエディタ > ファイル > 名前を付けて保存より efu ファイルとして保存しておく。
つくったデータを利用する
Everything > ファイル > ファイルリストを開く から efu ファイルを選択して開く。
あとは普通に使うだけ。検索ボックスにキーワードを入れたら該当ファイル・フォルダがインクリメンタルにヒットしてくれる。
感想
超便利。たとえば「共有フォルダ中の新人情報漁りたいんだけど」って時に「新人」でキーワード入れたら秒単位で検索結果が出る。今まではフォルダ名を見ながらカチカチと辿るしかなかった。
Q&A
Q: スキャンに要した時間は?
環境(共有フォルダのディスク性能と Everything 起動側 PC 性能)次第だが、私が試したので以下のようになった。
- 1万ファイルのスキャンに1分くらい(efuファイルは2.5MB)
- 11.5万ファイルのスキャンに15分くらい(efuファイルは34MB)
Q: スキャン時の負荷は?
低い。少なくとも HDD や CPU がブオンブオン言うことはない。
※共有フォルダのディスク側がどうなってるのかは知りません。