AutoHotkey で Alt + Left に前のタブを開く(Ctrl + Shift + Tab)を割り当てていると、Alt + Left で Zoom ウィンドウが勝手にアクティブになってしまう件
意味不明な現象だが、挙動と回避策だけは調べておいた。
前提
- Windows 7
- Zoom クライアント ver4.1.34814.1119
発生する問題
Zoom クライアントで会議に参加しているとき、他のウィンドウ上で Alt + Left キーを押すと、なぜか Zoom ウィンドウがアクティブになる。
発生条件
- Zoom クライアントで会議に参加し、通常表示(最小化時のコンパクトな表示ではない)している
- AutoHotkey で Alt + Left に Ctrl + Shift + Tab を割り当てている(以下)
;Alt + Left で前のタブを開く !Left::Send {Ctrl down}{Shift down}{Tab}{Ctrl up}{Shift up}
なぜか知らないが、上記二つを満たした場合に限り、Alt + Left でタブ切り替えではなく「Zoom ウィンドウがアクティブになる」現象が起きる。
回避方法
どちらもイマイチだが二つある。
方法1. AHK の設定を無効にする
たとえば以下のようにコメントアウトして一時的に無効にする。
;Alt + Left で前のタブを開く ;!Left::Send {Ctrl down}{Shift down}{Tab}{Ctrl up}{Shift up}
ちなみに Ctrl + Shift + Tab キーは普通に使える。本当に意味不明。
方法2. Zoom ウィンドウを小さな表示にする
Zoom ウィンドウを最小化するとコンパクトな表示になる。この状態だとこの問題は発生しない。
以下メモ
以下は本問題について調べたときのメモ。
- Zoom ウィンドウの位置は関係ない(たとえばX位置をマイナスにしてどのウィンドウにも表示が重ならないようにしてみたが効果なし)
- キーボードショートカットを変えるのは不可能