DES, AES, TKIP, WEP, WPA, WPA2 の違い

紛らわしいので違いを簡単にまとめた。

DES と AES と TKIP

いずれも暗号化方式(データをどうやって暗号化/復号化するかというアルゴリズム)。

安全度: DES < TKIP < AES

  • DES は古い。セキュリティが弱い。使ってると解読される恐れがあるので使わないべき。
  • AES は現在の主流。
  • TKIP は DES と AES の間くらいの強さ。AES が使えるなら使わなくてもいい。

WEP と WPA と WPA2

いずれも「無線通信のセキュリティに関するプロトコル」。これらプロトコル中には「どの暗号化を使うか」という項目があり、それ次第で WPA/AES(AESを使う)、WPA/TKIP(TKIPを使う) などに分かれる。

安全度: WEP < WPA < WPA2

  • WEP は古い。セキュリティが弱い。使ってると通信を乗っ取られる可能性がある。使っちゃダメ。
  • WPA は現在の主流。
  • WPA2 は WPA よりも更にセキュリティが強い。主流になりつつある。使えるなら使えばいい