DANCERUSH STARDOM を一週間ほど遊んでみたので感想書く(音ゲー経験者風味)
DANCERUSH STARDOM を一週間ほど遊んでみて思ったことを雑多に書いてみます。
- はじめに
- (GOOD) ダンスアクションが楽しい
- (GOOD) レッスンがある
- (GOOD) 無理にダンスしなくても楽しめる
- (GOOD) ダンスしたらもっと楽しめる
- (GOOD) 音ゲーとして 100% を狙う遊び方もできる
- (GOOD) プレイ中にハイスピードを変更できる
- (GOOD) プレイオプションが豊富
- (BAD) 選曲画面に移るまでが長い
- (BAD) 前回遊んだ楽曲の位置が保存されない
- (BAD) BPM がわからん
- (BAD) 曲のレパートリーが SEGA 寄りじゃない
- (BAD) ランニングマンが難しい
- (BAD) 汗やばい
- (BAD) 踏みゲーとしては少々物足りない
- まとめ
はじめに
- 良い点は Good で、悪い点は Bad で書きます。
- 他の音ゲーでたとえることがあります(わからない人、ゴメンナサイ)
- DANCERUSH STARDOM だと長いので DRS と略します
(GOOD) ダンスアクションが楽しい
DRS ではランニングマン、Tステップ、スポンジボブ、シャッフルストンプといった「ダンスアクション」が要求されますが、これが既存の音ゲーにはない動きであり新鮮で楽しいです。
といっても「ダンスとか無理」と拒絶反応を起こす必要はなく、どの動きも踏みゲーにプラスアルファで動作を加える程度なので、ダンス未経験でも馴染めます。ただ 片足立ちで足をつけたまま素早くずらす 系の動きが多いので、これを行える程度の運動神経は必要と思います。
(GOOD) レッスンがある
DRS にはレッスンモードなるものが実装されており、ダンスアクションについて音声と画面による解説でレクチャーを受けることができます。別に YouTube 等で独学をせずとも、音ゲーに慣れてる人ならレッスンだけで十分学べるでしょう。
もしレッスンが無かったとしたら(ダンス)未経験者は途方に暮れるはずで、この機能は地味に大助かりです。
ただ レッスンも一曲として扱われる ため、レッスンばっかしてるとクレがどんどん枯渇します。ご注意を。
(GOOD) 無理にダンスしなくても楽しめる
DRS はやたらダンサーらしくカッコよく踏む、踊ることを押し付けてきますが、別にそこまでカッコつけず淡々と踏んでも楽しめます。
DRS は言うなれば 足版チュウニズム であり、DDR や PIU みたいなn枚パネルではなくタッチパネルの足版(フットパネルというらしいですが)を踏むという遊び方になってます。前後左右どこでも動ける自由度と、ジャンプやダウン(体勢を軽く落とす動作)といった斬新なアクションがあって、これはチュウニズムでいうエアーやフリックを彷彿とさせます。新鮮で面白いです。
(GOOD) ダンスしたらもっと楽しめる
とはいえ DRS が押し付けてくるようにダンサーっぽく踊ると、もっと楽しいです。
ダンス素人でも練習すれば こんなカッチョイイダンス を踊れるみたいです。練習期間は本人コメント曰く 2-3 ヶ月らしいですが。
そこまでガチじゃなくとも、自分なりに上半身や腕に動きを付けてみたり、ちょっと反動を付けてみたりするだけでも楽しめます。
(GOOD) 音ゲーとして 100% を狙う遊び方もできる
DRS はダンスゲーとしても音ゲーとしても楽しめるのが良いところです。別にダンスを意識せずとも楽しめることは前述しましたが、ガチの音ゲーマーとして 100% のスコアを取りに行く 楽しみ方ももちろんできます。
現時点のラスボス曲の(クリア)難易度はそれほど高くなく、あえてたとえるなら
- PIU でいうレベル12楽曲(ベーシックモードで選べる最難関)
- maimai でいう赤レベル11、あるいは11+
こんなものでしょう。
ただ足で踏む&色々動きがあるという性質上、100% を取るのはキッツイです。 精度ゲー としてやり甲斐があります。チュウニズムでたとえるなら ALL JUSTICE CRITICAL と同等か、それ以上の難易度。
ちなみに 2018/05/04 現時点で全曲 100% を取ってる人は(私の観測範囲では)いないようですが、 着実に埋めていってる方 はいらっしゃるようです。 レベル10 を 100% 取ったりしてて凄い。
(GOOD) プレイ中にハイスピードを変更できる
これは何気に革新的だと思うのですが、なんと プレイ中にハイスピード を変更できます。前方にある矢印ボタンを押すだけです。
まあハイスピードは慣れてきたら固定しますが、最初は結構微調整をするので、この機能は重宝しました。
(GOOD) プレイオプションが豊富
プレイオプションが豊富で、見た目から判定ライン位置・判定タイミングまで微調整できるのが素晴らしいです。合わない場合も安心ですね(まあ微調整は微調整で大変なんですが)。
(BAD) 選曲画面に移るまでが長い
スタートボタンを押して、パセリを読み込んで、暗証番号入れて、またボタン操作して……と結構操作がある上、途中の画面もあまりサクサクスキップできません。新しい音ゲーあるあるですが、選曲画面に入るまでがちょっと長いですね。
(BAD) 前回遊んだ楽曲の位置が保存されない
前回遊んだ曲の位置が保存されない ので、粘着プレイ時には地味に不便です。
(BAD) BPM がわからん
各曲の BPM が表示されない のがイマイチです。私はリズム感がダメダメで、BPM の値を元にリズムを計算するタイプなので、これが無いのは正直キツイですね。
まあそんな不器用マンはそうはいないでしょうし、BPM も Wiki の楽曲一覧見れば書いてあったりしますが。
(BAD) 曲のレパートリーが SEGA 寄りじゃない
maimai やチュウニズムなど SEGA の音ゲーで遊んできた私はいわゆるボーカロイド、ニコニコ、その他ジョイポリスといった楽曲に馴染みがあるんですがDRS にはほとんど登場しません。DRS は KONAMI であり、SEGA ではないので仕方ないのかもしれないが、いまいち馴染みづらいですね。
(BAD) ランニングマンが難しい
DRS の最頻出アクションにして必須動作であるランニングマンですが、これがすこぶる難しいです。
何が難しいかって 画面に表示されたとおりの位置とタイミングで ランニングする(足をスライドさせる・踏み変える)のが難しい。これは「押す」「なぞる」「踏む」といった単純な動作よりも明らかに複雑で、そんな複雑な動作を指示どおりに正確にこなさないといけないという、冷静に考えればかなり難しいことを要求されています。
あっさりこなせる人はセンスがあります(あるいはセンスがなくはない)。こなせない人は頑張って慣れましょう。私もまだ慣れてません。レベル 10 の Butterfly(2018/05/03 現時点で2-4番目くらいにムズイ曲)で 98% 取れることもあれば、レベル 7 のランニングマン曲で 95% だったりとめちゃくちゃ不安定です。ムズイ。わからん。
そうですね、他の音ゲーでたとえるなら、
- PIU でいう「ひねり」
- maimai でいう「一筆書き」
- チュウニズムでいう「片手トリル」
いわゆる登竜門的なテクニックと同等レベルの難しさですかね。
(BAD) 汗やばい
もうゲームの性質上仕方ないのですが、とにかく汗が出ます。
曲がレベル 7 以下であればそうでもありませんが、レベル 8 以上になるとランニングマンやら何やらで動きが激しくなってくるので「まあ汗は出ますよね」という話。
音ゲーは一般的に「いかに力まずに最小限の力で動くか」が要求され、上手い人ほど疲れづらく汗もかかなかったりします(まあ高難度譜面になるとそうもいかなかったりします)が、DRS には通用しません。ステップやらジャンプやら「全身運動を使わざるを得ない動作」ばかりなので「まあ汗は出ますよね」という話。
タオルと制汗スプレーは必須。これからの季節はどんどん辛くなりますねぇ……。
ゲーセン店員さん、強力な扇風機の設置をぜひよろしくおねがいします。
(BAD) 踏みゲーとしては少々物足りない
PIU や DDR といった踏みゲーのヘビーユーザーは、16分をドコドコ踏むのがデフォだと思います。が、DRS には 16 分レベルの密度は出ません。2分、4分がメインで、レベル8以上の高難度譜面でも8分までです。
物足りないと言わざるを得ません。これは今後に期待ですかね。
まとめ
色々書きましたが、まとめるとこんな感じですかね。
- ダンス要素(踏みゲーにちょっと動きを加える程度)という新しい体験が楽しい
- でも16分ステップがないなど、純粋な踏みゲーとしては物足りない
- あと全身運動なので汗がっ
私は今年のゴールデンウィークでガッツリ遊んだのですが、楽しませていただきました。