Windows が重たい時に試すこと

基本的な流れ

  • 「何か処理が重たいなぁ……」と気付く
  • CPU 使用率をたくさん使ってるプロセスを調べる
  • 当該プロセスについて情報収集
  • 必要なら対処(殺す、無効にする等)

プロセスの調べ方

Process Explorer を使う。

特徴:

  • 親子関係をツリー表示
  • 多彩なカラムとソート表示切り替え
  • 指定したプロセスやスレッドをサクッと殺す
  • 各プロセスの詳細情報(リソース消費量とかスレッド毎の情報とか)表示

Process Explorer 自体も結構 CPU を食うが、Windows が重たい時はもっと食ってるヤツがいるので大した問題ではない。

もし Process Explorer をインストールできない状況ならタスクマネージャを使う。起動は Ctrl + Shift + Esc キーが速い。あるいはコマンドプロンプトでコマンドで頑張りたいなら tasklist コマンド。

当該プロセスについて情報収集

ググる

大体「Windows にデフォで入っているプロセスで、XXXXX の目的で存在しています。殺してはいけません。待ちましょう」とか「使ってないので無効化した方がいい。無効化方法は……」みたいな情報にヒットする。

対処1: 殺す

Process Explorer から Kill する。

なおプロセスだけでなくスレッドを Kill することも可。

対処2: 無効にする

Windows では「要らない機能のくせに CPU 食いやがって」的な機能が多数ある。こういった機能を無効化するために頑張ることが結構ある。

  • 設定を有効から無効にする(コントロールパネルやレジストリをいじる)
  • 自動実行 or スケジュール実行を無効にする(service.msc、タスクスケジューラー、スタートアップあたりをいじる)

上記あたりをいじるのに慣れておくとあたりを付けやすくなる。

おまけ: 「微妙に重たい」「恒常的に少しだけ重い」を減らすために

本筋とは逸れるが「恒常的になんか少しだけ重たいんだよなぁ」を減らすための TIPS も簡単に書いておく。

  • コントロールパネルは一通り眺めておいて、不要そうな機能は全部オフに
  • システムのプロパティ > パフォーマンスを優先する
  • 常駐ソフト(使ってないものは常駐させない&たまにしか使わないものは使う時だけ起動する)
    • CPU使用率が 0.01% を超えるものは一通り調べた方がいいかも