Firefox が google.co.jp の時だけ遅い、重い、たまに開かない時の対処法
長年悩んでいた問題にようやく終止符を打てた。
現象
Windows7 と Firefox で、google.co.jp を開く時に限って以下が発生する。
- 現象1: 接続完了までが遅い
- 現象2: 散々ローディングアイコンで引っ張っておいて結局何もしない(読み込みをキャンセルしたかのような挙動)
特に現象2が煩わしい。ひどい時は、ググった結果をタブでバシバシ開いた分が全部現象2を食らう。
現象2が起きた後は、アドレスバー上で enter を押して再読込をかけると(たいていは)あっさり表示されるようになるのだが……正直煩わしい。勘弁してほしい。仕事でも趣味でも何十何百とググるわけで、これで足止め食らうのはストレスが相当溜まるのである。
対処方法
無効化方法は「Windows自体で無効化」と「Firefoxでのみ無効化」の二種類がある。
- Windows: ローカルエリア接続のプロパティ > インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6) のチェックを外す
- Firefox: アドレスバーに
about:config
>network.dns.disableIPv6
を検索して、値を true にする
効果がない場合は有効/無効の組み合わせを試すと良いかも。私の場合、以下のとおりだった。
- Windowsで無効/Firefoxで無効 → 効果無し
- Windowsで無効/Firefoxで有効 → 効果有り
- Windowsで有効/Firefoxで無効 → 試してない
- Windowsで有効/Firefoxで有効 → 効果無し(両方無効なのだから効果アリな気がするが無しだった。理由はよくわからない……)
Q: IPv6 を使うと遅くなるのはなぜ?
IPv6 を使うと遅くなる原因は二つある。
- 理由1: Firefox が「まず IPv6 でアクセスできるか調べる→ダメなら IPv4 でアクセス」という二段階手順を常に踏んでいるから
- 理由2: ISP や会社の DNS サーバが IPv6 アドレスの名前解決に弱い(解決に要する時間が遅いとか対応してないとか)から
理由2 について、なぜ弱いのか(それも google.co.jp に限って)かはよくわからない。これは想像だが、Google など頻繁に利用されるドメインについては、(多数のリクエストをさばくために)ISP や会社側で特別な対処がなされているのだと思う。その仕組みの、IPv6 DNS 名前解決部分の処理が遅い……ということではないか。いや、その仕組みって何やねんって話だけど……。詳しい方、教えてください。。。
参考: