Google という名の情報ストッカー
下手にノウハウやメモを工夫して蓄えるよりは Google から都度ググる 方が安上がりで済むことが多い……ということに気付いた今日この頃。
何度もググってるならようやく工夫する
もし同じことを何度もググっているとわかったら、その時に工夫すれば良い。
私の例で言うと、よく書く Python の細かい文法(リストや辞書の各種操作とか)は何十回とググっていたので、もうローカルのテキストに書くことにした。python_snippets.txt というファイルにどんどん prepend している。
■余りとべき乗 5%3 # 2 5**5 # 5*5*5*5*5=3125 ■自分のPID プロセスID import os print os.getpid() ■sort ソート 昇順降順 # 破壊的. 昇順 ls.sort() # 破壊的. 逆順にする. 降順になる. ls.reverse() 昇順 asc ABCDE 降順 desc EDCBA ■format 桁揃え 左揃えで3桁固定 print '{:<3}'.format(i) ...
で、python_snippets.txt は fenrir 経由でサクっと開けるようにしている。いちいちググるよりも、fenrir → python_snippets.txt → 流し読み(あるいはキーワード検索)の方が早く目的のスニペットにたどり着ける。
だからといって何でもテキスト化してるとしんどいよ?
昔の私はとにかくテキストファイルにまとめていた。ファイル数だけでも1000を超えるが、その4/5はたぶんここ一年くらいは一度も開いてないと思う。まとめるのに要する手間もバカにならない のに、もったいない。費用対効果が薄いというか。しんどい。
だからまとめるのをやめた。基本的にググればわかると割り切り、何度もググってるやつだけまとめることにした。
感想としては、今のところ上手く運用できている気はする。何より いちいちまとめないといけないというストレスから解放されたことが大きい。
そもそも Google はとても賢い
いくらローカルにテキストを溜めても、Grep や流し読みでヒットするよう工夫しなければ意味はない。テキトーな検索で目的の情報を探せるほど甘くはない。
しかし Google であれば、賢い検索のシステムやアルゴリズムのおかげで、かなり高い精度で目的の情報を表示してくれる。下手に手元で蓄積するよりよほど使いやすい。
結論
- Google さんも立派な情報ストッカーである
- 「たまにしか見ない情報」について、わざわざ蓄積する手間を負わずに毎回ググれば良いのでは
- そもそも Google さんの検索は超賢いから使いやすいしね