AWS でリージョンあたりの VPC 数を上限緩和する
AWS では作成可能なサービスやらリソースやらに上限があるらしい。割と低めに設定されているらしい。でも必要に応じて緩和できる。今回 VPC 数を緩和したのでメモ。
現在の上限数を見る
- 管理コンソールにログイン
- サービス > EC2 > 左ペインのダッシュボードから「制限」
リージョンあたりの VPC 数の場合だと、下の方にある「ネットワーキングの制限」の「VPC」欄。
上限緩和を行う
AWS に申請を行う必要がある。
- 上記手順で制限ページを開く
- 「制限緩和のリクエスト」リンクがあるので、解除したい部分の横にあるそれにアクセス
すると AWS サポートダッシュボードのリクエスト画面が開かれるので、以下のように選んでいく。
- Service Limit increase を選択
- Limit type は VPC を選択
- リクエストとして以下を選択
- リージョンは東京
- Limit はリージョン当たりの VPC
- Case description はまあ適当に(日本語OK)
- 文言は業務ネタもろなので載せられないが……
- 以下あたりを書いた
- 「ユースケースとしてこれがあるよ」的な箇条書き
- 現状の制限数だとこれこれこういう理由でいっぱいいっぱいなんですわ、的な理由
- 特に「他のリージョンではなくこのリージョンでの上限を増やさないといけない理由」
- どこまでしっかり書かないといけないかはよくわからん
- Contact Options は適当に
- ここでは「日本語、Web」にした
- Web だと非同期にやり取りできて楽だと思う
- Phone だとどういうふうなやり取りになるかはよくわからん
一通り書いたら Submit ボタン。
するとチケットページが開かれる。以後はここでサポートスタッフとやりとりすることになる。
緩和が開始されるまで
今回のケースだと午前に申請して、午後ティータイムの前には既に解除されていた。迅速で素敵。
サポートスタッフ曰く「また何かあったらこのチケットを Reopen してね」と。メールよりも楽でいいですね。
感想
というわけであっさり出来たのであった。