ポメラ DM200 を快適に使うために必要な2つのコト

ポメラ DM200 を使う上で(個人的に)絶対に譲れない(と思う)点を二点ほど。

(1) アウトラインを使う

アウトラインとは要するに「目次」を導入する機能で、これを使うと「大見出し」「中見出し」「小見出し」といった単位で文章を構造化でき、格段に扱いやすくなる。

できること:

  • 目次のように見出し一覧が表示される
    • 全体構造を捉えやすい
    • どこにどんな文章を書いていたかを探しやすい
  • 「次の見出し」「前に見出し」と見出し単位でジャンプできる
    • 何百行あっても一瞬でジャンプできる

Markdown 記法かドット記法か

結論を言うと、どっちでもいい。お好きな方を。

記法を一発で打てるよう辞書登録を

日本語入力中でも入力しやすいよう辞書登録すると楽。

  • 例1: m1#
  • 例2: m2##

これをしておかないと、見出しを書く時に左上の小さな半角全角ボタンを押す羽目になる(見出し記法は半角文字なので半角モードで打たないといけない)。押しづらい。

快適にスクロールする二つの方法

  • Ctrl + Up/Down で前後の見出しにジャンプする
  • Alt + Up/Down で1画面分スクロールする

ちなみに Alt + Shift + Up/Down で1画面分の行選択ができる。惜しいのは、Ctrl + Shift + Up/Down による見出し単位の行選択には対応していないこと。本当に惜しい。

FOF と EOF をつくる

FOF(First Of File) と EOF(End Of File) を設けておくと便利。

# FOF

<ここに本文を書いていく>

# EOF

こうすると Ctrl + Up/Down の見出し間ジャンプで「ファイル先頭/ファイル末尾に飛べる」ようになる

(2) Sync は使わない

文章執筆に専念したいなら極力無駄は省きたい。ポメラ DM200 は既にインターネット機能を省いているが、まだ不十分である。Sync 機能もできれば省きたい。

Sync 機能のデメリット:

  • 「同期取れてるかな?」という確認や心配に意識が持って行かれる
  • Sync 機能が働く分、バッテリーの消耗が速くなる
    • 実測はしていません
  • Sync 機能が働く分、ポメラの動作が重くなる
    • 実測はしていません

じゃあどうやって PC にデータを送るの?:

  • USBケーブルで繋いで手動でコピーする
    • SDカードと同じようなやり方
    • デジカメだってそうしてる
  • SD カードを使う

手動コピーは面倒くさくないですか?:

  • 面倒くさいが、Sync 機能のデメリットよりはマシ