Zoom クライアントでミーティング中に Alt + Left を押すと Zoom ウィンドウが勝手にアクティブになるのを防ぐ

ようやく解決策がわかった。長かった。

AutoHotkey 使ってる場合にたぶん起きます。

事象

Zoom ミーティング中に Alt + Left を押すと、なぜか Zoom ミーティングウィンドウがアクティブになりやがる。

発生原因

以下二つを満たしている場合

  • Zoom クライアントのグローバルショートカットが働いている(これは全員当てはまるはず)
    • 「フォーカスをZoomミーティングコントロールに変更」が、
    • デフォでは Ctrl + Alt + Shift にアサインされてて、
    • これが グローバルショートカット有効 になっている
  • AutoHotkey で Alt + Left に「次のタブ(Ctrl + Shift + Tab)」を充てている

AutoHotkey の設定例はこう。

; next tab/prev tab
!Left::Send {Ctrl down}{Shift down}{Tab}{Ctrl up}{Shift up}

この時、以下のようなからくりで事象が発生する。

  • Alt + Left を押す(ここで Alt が押されてる)
  • AutoHotkey により、Ctrl + Shift + Tab が押される(ここで Ctrl と Shift が押される)
  • 結果として Ctrl + Alt + Shift を押したことになる

回避方法

Zoom クライアントの設定 > キーボードショートカットから、デフォの Ctrl + Alt + Shift を別のアサインにする。

たとえば Ctrl + Alt + Shift + Z にする。

その後、いったん Zoom クライアントを再起動。

おわりに

これで Zoom ミーティング中も Alt + Left が使えるようになった。

私は普段、エディタやブラウザで複数タブを開いてて、Alt + Left によるタブ切り替えを頻繁に行うので、この問題は地味に不便だったのだ。ようやく解決。快適。

p.s. 設定がなぜか保存されずデフォに戻される場合は Zoom クライアントで設定が保存されない(デフォルトに戻される)ことがある件 - stamemo も参照のこと。