カテゴリー(Category)とタグ(Tag)の違い

違いがいまいちわからなかったので調べてみた。

複数と単一

  • タグは キーワードの羅列 で、対象に複数付与できる
  • カテゴリーは ジャンルの指定 で、対象に一つのみ指定できる

日本語訳で

  • タグは
  • カテゴリーは 範疇

もっと平たく言うと:

  • タグは付箋(ラベル)
    • 対象に貼り付ける
    • 一つの対象に何枚でも貼り付けられる
  • カテゴリーは箱
    • 対象を入れる
    • 一つの対象は一つの箱にしか入れられない

歴史的に

分類機能として最初はカテゴリーのみが存在した。対象を箱に入れるというメタファは現実的でわかりやすく、たとえばファイル/フォルダという形で導入されている。しかしカテゴリーは分類機能としてはいささか貧弱(一対象に一つしか付与できない上、フォルダに格納するなど対象の紐付けに要する負担もそこそこ大きい)である。

そこで「札を貼り付ける」という行為をヒントに「属性を好きなだけ付与する」というアイデア、つまりタグ(タギング)が生まれた。

参考

(余談) 本ブログのカテゴリ運用

このブログでもカテゴリーを利用しているが、細かいことは考えず適当に運用している。ここまでを踏まえて、どうするべきかを改めて考えてみた。

もしカテゴリーとして使うなら「箱」らしい名前を付けるべきだろう。現状はどうかというと、全くそうなってない。粒度もバラバラ。

むしろ現状はタグとしての使い方に近い。

結論: カテゴリー機能だけどタグとして使う ことにした